不動産の闇 家⑦

今回は競売物件を購入した場合、起こり得る問題についてです。

競売物件購入後に物件に行ってみたら前住人が住んでいる場合が多々あります。この様な場合は出て行ってもらうのが筋なのですが、簡単に追い出すのは無理です。裁判所等で手続きを踏んで法的に出てもらうのですが費用も時間も掛かります。ですのでこの様な物件は購入をしない・避ける事が無難でしょう。

前住人が住んでいない場合ですが、残置物という名のゴミの山が家の中に放置されている場合があります。そもそも競売にかけられそうな場合、その物件のオーナーは金融機関に掛け合って止める事も出来たのにしなかったので競売になっている訳です。そういう訳でそんなオーナーの物件だったらゴミなんて放置されてて当然という事です。片付けるには結構な費用が掛かります。

物件そのものに瑕疵がある場合も競売物件では購入者持ちです。購入前に裁判所から公開されている資料で検討するのですが、なかなか資料だけでは不明確ですので購入後に大きな瑕疵が見つかったなんてよく聞きます。不明確ヶ所があるなら止めておくことも大事です。

前住人も残置物も何もない場合ですが、競売物件は概ね汚い物件が多いです。何と言いますか負のエネルギーを物件内から私は感じます。市場価格より安く購入出来ますが、色々な問題もセットでの価格という事を忘れてはいけません。

不動産投資で儲けようと考えたら多少のリスクは付き物です。正直なところ、本当に利益の出る物件は仲間内で回しますし表には出しません。公開された物件はプロでも手を出さないハズレ物件だと私は思います。稀にアタリもありますが・・・

不動産の価格はあってないようなものです。

以上競売物件についてでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です