JIS認証の闇

日本工業規格であるJISですが、このJIS認証は指定機関による審査によって認証認定されています。このJIS認証には決定的な盲点が存在します。今回はこの盲点について話していきたいと思います。

私は以前、勤務していたJIS認証工場で内部告発をしました。守秘義務の関係で詳細は話せないのですが、その内部告発時はJIS規格違反を会社が組織的に行い、隠し認証され続けている事に不信感があり告発に至ったというものでした。

この時に判明した信じ難い事実は、指定機関によるJIS認証認定は出来るが警察ではないので取消し・抹消は出来ないと担当者様から言われ、事実上内部告発は閉幕となってしまいました。つまり簡単に言うと、JIS認証認定の更新時に提出しなければいけない記録(データ等)は捏造したものでも問題なく、捏造等が発覚した所で大したお咎めもないという事になります。

JIS認証認定を受けて事業をしている方全てが捏造等をしているとは言いませんが、JIS認証だから大丈夫なんて私からしたら迷信でしかないです。JIS認証より信用信頼できる確固とした情報や人脈によって取引先を選ぶ事を私はオススメします。

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